「没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ 」

没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ

今日はプーランクの演奏会を聴いた。

ホールは初台にある東京オペラシティ。
新宿から行くのも面倒だと思ったのでグーグル先生に質問してみたところ
小田急線参宮橋から歩いてもすぐの場所であった。
今まで新宿経由で行っていたのがバカバカしくなる近さだ。

初めてプーランクの作品を聴いたのは平成16年、高校1年生の時。
部活のOG合唱団が歌ったPetites Viox(小さな声)という女声合唱曲。
また自分が初めて歌ったのは大学の部活で1回生の時に歌った
Quatre Petites Prieres De Saint Francois D’assise
(アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り)。
プーランク作品は独特の愛くるしさを持ったものが多い。
さて、本日の演奏会は2部に分かれていた。
前半はプーランクの様々な曲を演奏していた。
特に六重奏がとても面白かった。

技巧的でホルンやファゴットが
素早いパッセージを軽々と演奏する。

時に美しく、時に不思議な音を奏でる魅力的な六重奏だ。
後半はオルガン協奏曲とスターバト・マーテル。
オルガン協奏曲はパイプオルガンと、弦、ティンパニのみという編成。
プーランクの曲は音も見た目も不思議なものが多い。
スターバト・マーテルは大学の後輩が演奏した曲。
時折合唱が乱れていたのが残念だったが、非常に聴き応えのある曲だった。

アマチュアの合唱団に所属していると
聴く音楽もアマチュアの演奏に偏りがちではあるが、
たまにはこうしてプロフェッショナルの演奏を聴くことは重要だ。
自分のできる音楽とは異なる高次元の芸術的観点を与えてくれる。

昨日は地元で人身事故があったりと散々な一日だったが今日はとても幸せだった。

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